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マイコプラズマ肺炎は学校を何日休む?いつから行っていい?|医師監修

マイコプラズマ肺炎は、学校保健安全法では、「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまでの期間の出席停止の措置が必要」とされていますが、具体的にどういう症状なら学校を休んだほうがいいのかわかりづらいですよね。

登校OKの目安をお医者さんに聞きました。早く治すためのケアの方法や、登校の際の注意点も解説します。

学校はいつから行ける?

マイコプラズマ感染症(肺炎)になったら、いつから学校にいけるのでしょうか?

登校OKの症状の目安

熱が下がり平熱となって、体が元気な状態になり、咳がおさまれば学校へ行けます。

その際は医師を受診し診断を受けてください。

何日くらい休む?

マイコプラズマ感染症は、個人差はありますが7日間程度で快方に向かいます。

登校の際に気をつけること

治ったと思ったら、また熱がぶり返すこともあるマイコプラズマ。悪化させないように、学校ではどういったことに気をつけたらいいのでしょうか?

マスクを着用し、体育などは見学しましょう。

マイコプラズマ感染症は、喉の痛み咳、痰などの症状が主体です。マスクをしていると保湿されのどが乾燥しにくいので、呼吸も楽になります。

また、激しい運動や無理をして体を動かすと、体力が戻っていないと症状がぶり返す可能性があります。体育を見学にする、運動系の部活はお休みをするなどして体調を整えましょう。

学校でうつさないために気をつけること

登校の際、他の児童にうつさないように、どういったことに気をつければいいのでしょうか。

マイコプラズマ感染症は、くしゃみ、つば、鼻水から感染します。マスクの着用をしてください。

つばやくしゃみを吸い込んで感染します。マスクを外して他の人と話さないようにしてください。

また、手についたつばや鼻水でも感染します。つばや鼻水を手で拭い、そこら中に触ればマイコプラズマを蔓延させます。鼻水はティッシュで拭いて、手洗いをこまめに行いましょう。

早く治す方法

お家での対処法

部屋を加湿し、楽な体勢で寝るようにしましょう。

マイコプラズマ感染症は、喉の痛みや咳、痰など症状が出現します。のどの炎症を軽くするためにも部屋は加湿してください。また、のど飴をなめさせたり、水分を口に含ませたりすると咳症状はおさまりやすくなります。

家で寝かせていても咳が止まらない、咳が辛い時は、横になるよりソファや布団を丸めたものに寄りかかっていると楽かもしれません。小さい子どもであれば保護者の方が、抱きかかえるように抱っこしてあげてもいいでしょう。

看病する際の注意点

マイコプラズマは、大人でも感染します。

子どもの看病をするときは、大人もマスクを着用してください。体や鼻水、咳からのつばなどに触れた際には、手洗いをしてください。

お風呂は入っていい?

熱がおさまり、体を動かすのが楽になればお風呂に入っても構いません。

脱水に注意して、体を温めて、ゆっくりと過ごしましょう。

自然に治る?

マイコプラズマ肺炎は、症状が軽ければ自然に治癒することがあります。それでも7日間程度は、かかると言われています。

しかし重篤な合併症もありますので経過観察には注意が必要です。

病院で検査する場合

病院では、迅速キットや採血を用いて検査します。

マイコプラズマ感染症の迅速検査は、綿棒でのどを拭い取るだけの簡単な検査です。検査結果は、15分程度でわかります。

マイコプラズマ肺炎は、RSウイルスなどの風邪、気管支炎、肺炎を引き起こすウイルスや細菌と症状が似ていて、区別が難しいです。インフルエンザウイルス・RSウイルスで感染もなく、咳が主体の風邪の症状であれば、マイコプラズマ感染症を疑って検査します。

げんせん: epark.jp