「バナナを毎日食べると、どういう効果がある?」
「毎日食べると痩せるって本当?」
バナナにはむくみ改善や疲労回復などうれしい効果があります。
適量や効率の良い食べ方を栄養士が解説します。
バナナを毎日食べてもいいの?
厚生労働省からも、果物は1日200gを目標に毎日摂取するようすすめられています。
バナナの一日の適量は?
バナナを毎日食べると、痩せる?太る?
ただし、バナナは他の果物よりもカロリーが高めなので、食べ過ぎると太ってしまうことがあります。
果物の目安量は1日あたり200g程度です。
それよりも大幅に超える量は、食べないようにしましょう。
フルーツ100gあたりのカロリー | |
バナナ | 93kcal |
いちご | 31kcal |
キウイ(グリーン) | 51kcal |
ぶどう(皮なし) | 58kcal |
\ワンポイントアドバイス/
バナナは満腹感があるので、他の食事を怠りがちになりますが、バナナだけでは体に必要な栄養素が不足してしまいます。
バナナに限ったことではないですが、一つの食品を食べ過ぎるのは控えてください。
いつ食べるのがオススメ?
- 朝に食べると「寝つきが良くなる」
- 昼に食べると「疲労回復&エネルギーチャージ」
といったメリットがあると考えられています。
バナナは食べる時間帯によって、期待できる働きが異なります。
ご自身の体調や期待する効果に合わせて、食べる時間を決めましょう。
朝バナナで「寝つきが良くなる」
寝つきが悪い人には、朝バナナを食べることをおすすめします
バナナには、精神を安定させる物質「セロトニン」の材料となる栄養素が入っています。
「セロトニン」は脳内で「メラトニン」というホルモンに変化します。
夜になると分泌される「メラトニン」には、体温を下げ、眠りやすくする効果があります。
「セロトニン」は、十分な朝日を浴び、目に光が入ることで分泌されるため、バナナを朝に摂るのは効率が良いといえます。
昼バナナで「疲労回復&エネルギーチャージ」
ビタミンB1と糖質を一緒に摂ることで、糖質を効率よくエネルギーに変換でき、体の回復に使えます。日中の活動量が多い人には、疲労回復やエネルギーチャージとして、昼食に食べることをおすすめします。
「むくみ解消」をサポートしてくれる栄養素も!
そのため、塩分の過剰摂取による“むくみ”の解消につながります。
効率よくバナナの栄養を摂るなら…
効率よく栄養と摂りたい場合
- 未熟なバナナを食べる
- ヨーグルトと一緒に食べる
ことをおすすめします。
その① 未熟なバナナがおすすめ
レジスタントスターチは腸内環境を整え、便秘解消にアプローチします。
また、血糖値の上昇を抑え、脂肪蓄積を防ぎます。
ダイエットをしている方は、黄色に熟す前のグリーンの状態のバナナを選びましょう。
その② ヨーグルトと一緒に食べる
トッピングには乳酸菌が増殖を助ける、オリゴ糖がおすすめです。
バナナ入りのヨーグルトは、朝食後に食べよう
たんぱく質を含むヨーグルトを朝に食べると、体温が上昇して目が覚めやすくなります。
また、空腹時に摂ると、胃酸で乳酸菌が死んでしまう可能性があるので、食後に食べましょう。
げんせん: epark.jp