2歳児の子どものインフルエンザの予防接種スケジュールや費用など、全て解説します。
「そもそも必要なの?」「1回だけではダメなの?」というママ・パパの疑問にも答えます。
2歳児にインフルエンザ予防接種は必要?
インフルエンザの予防接種を受けることで、インフルエンザに罹らなくなるわけではありません。しかし発病の予防、重症化の予防が大いに期待できます。
特に乳幼児がインフルエンザに感染すると、脳症・肺炎・急性中耳炎などの合併症を引き起こし、重症化する恐れもあります。
保育園等に通っている場合は、感染リスクの軽減ができるのはもちろん、万が一感染しても早く回復することも期待されます。
予防接種の受け方(時期・回数・間隔)
2歳児の予防接種は、「いつから」「何回」「どれくらいの間隔」で受けるべきか解説します。
予防接種の時期
何月ごろ予防接種をうけるのが適切ですか?
10月~11月中に1回目、
11月~12月初旬に2回目を接種するのがおすすめです。
11月~12月初旬に2回目を接種するのがおすすめです。
予防接種後、およそ2週間経過すると免疫がつきはじめ、その免疫作用は、約5か月間継続されると考えられています。
予防接種の回数・間隔
2回の接種が推奨されています。
1回目の2~4週間後に2回目を接種します。
1回目の2~4週間後に2回目を接種します。
実際は、4週間後に2回目を接種するケースが多いです。
万が一、発熱や風邪で2回目の間隔が4週間以上あいてしまっても問題ありません。子どもの体調が回復し、医師の承認を得たら、2回目の予防接種を行いましょう。
1回じゃだめ?
1回だけでは、効果がでないのでしょうか?
2歳(乳幼児)頃は、1回の予防接種だけでは十分な免疫作用を獲得できないため、2回の接種が推奨されています。
予防接種の副反応
子どもも大人も、副反応には大差ありません。
<よくある副反応>
- 発熱(微熱)
- 接種部位の疼痛、腫脹、しこりの出現
- 機嫌が悪くなる
- 頭痛
- 接種部位を触ると熱くなっている
- だるそうにしている(倦怠感)
- 蕁麻疹が出る
<注意>
高熱(目安として38.5度以上)、けいれん、呼吸困難等が生じた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
高熱(目安として38.5度以上)、けいれん、呼吸困難等が生じた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
予防接種の費用
目安としては、1回あたり3000円~4000円程度が多いです。
2歳児では、2回のインフルエンザワクチンの接種が推奨されているため、2回接種で合計6000円~8000円必要になると考えられます。
予防接種後のお風呂
予防接種後は、お風呂に入っても大丈夫でしょうか?
予防接種後、発熱等の症状がみられなければ入浴しても問題ありません。
しかし、接種後1~2時間経過してから入るようにしてください。
また入浴時、接種した部位を強くこすらないように気を付けてください。
予防接種後の保育園
予防接種後は、保育園に行っても大丈夫でしょうか?
発熱等、体調に異変がなく元気な状態であり、医師の許可があれば、保育園に登園しても問題ないと考えられています。
その際は、保育園に予防接種を受けてきたことや、接種後の注意点等を伝えてください。
ただし、予防接種後、保育の受け入れをしていない保育園もあるので、事前に確認してください。
<注意>
予防接種後30分は急な体調変化が起こる可能性があるため、接種した医療機関で様子をみる必要があります。登園するのはその後にしましょう。
げんせん: epark.jp