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毎日寝起きに頭痛がする…原因はストレス?水分不足?危険な頭痛の特徴は?

なぜ?毎日寝起きに頭痛がする。
こめかみや目の奥が痛くて、だるい…。

「毎日、寝起きのときに頭痛がする原因」を、お医者さんに聞いてみました。
脳の病気が隠れている恐れもあるため、要注意の症状をチェックしておきましょう。

毎日寝起きに頭痛がする…これは何?毎日寝起きに頭痛がする場合、片頭痛緊張型頭痛が起こっている可能性が考えられます。

頭痛の種類 特徴
片頭痛
  • ズキズキと脈打つような痛み
  • 目の奥からこめかみ周辺に起こる
緊張型頭痛
  • 頭が締め付けられるような痛み
  • 首や肩が凝っていると起こりやすい

片頭痛・緊張型頭痛は、寝不足や寝すぎ、水分不足、長時間のデスクワーク、ストレスなどによって引き起こされることが多いです。

頭痛が毎日続く場合は病院へ

起床時の頭痛が毎日続く場合は、一度病院で相談しましょう。

片頭痛や緊張型頭痛は深刻ではないケースが多いですが、「脳腫瘍」などの病気が隠れている恐れもあります。

病院は、「脳神経外科」または「脳神経内科」を受診するとよいでしょう。

医師に伝えるポイント

  • いつから頭痛が起こるようになったか
  • どのような頭痛があるか
  • 頭痛以外の症状(吐き気・めまいなど)

受診の際に上記の点を伝えると、診察がスムーズに進むと考えられます。

寝起きに生じる頭痛① 片頭痛

片頭痛とは、目の奥からこめかみにかけて、発作的に生じる頭痛です。

ズキズキと脈打つような痛みを感じます。

就寝中は穏やかだった血流が、起床時に勢いよく巡ることにより、痛みが生じると考えられます。
血流の変動が大きくなるため、睡眠時間が長ければ長いほど、起床時に痛みが起こりやすいです。

頭痛以外に、

  • 吐き気・嘔吐
  • 光や音に過敏になる

等の症状を伴うことがあります。

「片頭痛」を引き起こす要因

  • ストレス
  • 水分不足
  • 寝すぎ・寝不足などの生活リズムの乱れ
  • 飲酒習慣
  • 月経などの女性ホルモンの影響
  • 気候や気圧の変化

寝起きに生じる頭痛② 緊張型頭痛

緊張型頭痛とは、首や肩の筋肉が緊張して凝り固まることにより生じる頭痛です。

頭が締め付けられるような痛みを感じます。

緊張型頭痛は、後頭部を中心に生じることが一般的ですが、両側の側頭部を中心にぎゅーっと締め付けられる痛みも多くなります。

「緊張型頭痛」を引き起こす要因

  • 長時間のデスクワーク
  • 睡眠中の姿勢の悪さ
  • 枕の高さが合っていない
  • 精神的なストレス

寝起きの頭痛を改善する「5つの習慣」

起床時の頭痛は、睡眠不足や寝すぎ、水分不足、ストレスなどによって引き起こされることが多いです。

頭痛を改善するために、普段から以下のことを意識してみましょう。

  1. 6~8時間程度の睡眠をとる
  2. 首・肩に負担をかけない姿勢で寝る
  3. 就寝前と起床後に水分をしっかりとる
  4. ストレスをこまめに発散する
  5. ストレッチで筋肉をほぐす

おすすめ習慣① 6~8時間程度の睡眠をとる

睡眠不足や寝すぎは、起床時の頭痛の原因となります。

睡眠時間は6~8時間程度を目安にしましょう。

睡眠不足は血行不良につながるため、「緊張型頭痛」を起こしやすいです。
逆に睡眠時間が長すぎる場合は、起床時に血流が一気に増加するため「片頭痛」が起こりやすくなります。

おすすめ習慣➁ 首・肩に負担をかけない姿勢で寝る

寝るときの姿勢が悪いと、首や肩に負担がかかって筋肉が凝り固まってしまい、「緊張型頭痛」が起こりやすくなります。

仰向けになり、息苦しさを感じない姿勢で寝ることを心がけてください。

枕は硬すぎず、柔らかすぎないものを使いましょう。

寝る姿勢のポイント

  • 仰向けになり、敷き布団に肩・肩甲骨をつける
  • 首と頭が浮かない状態にする
  • 息苦しさを感じない姿勢を保つ
  • 目線が真上になるようにする

おすすめ習慣③ 就寝前と起床後に水分をしっかりとる

水分不足は、起床時の片頭痛・緊張型頭痛を引き起こす要因となります。
コップ一杯分を目安に、就寝前と起床後に水を飲むようにしてください。

寝ている間に、人間は約コップ一杯分の水分を排出していると言われています。そのため、寝起きは体の水分が足りなくなりやすく、血行も悪くなりがちです。

その結果、脳に十分な血液が送られず、頭痛が起きます。

おすすめ習慣④ ストレスをこまめに発散する

過度のストレスは、体を緊張させることに加えて、痛みをコントロールする脳の機能が十分に働かなくなるため、「緊張型頭痛」を引き起こしやすくなります。

おすすめのストレス発散法

  • ウォーキングなどの軽い運動を習慣にする
  • 一日の中で、趣味に没頭する時間を設ける
  • 生活の中に、好きな香りを取り入れる(アロマオイルなど)
  • 湯船に浸かってリラックスする
  • 友人や家族とおしゃべりする

おすすめ習慣⑤ ストレッチで筋肉をほぐす

同じ姿勢を続けていると、首や肩の筋肉が凝ってしまい、頭痛につながります。

ときどき姿勢を変えることを心がけて、休憩時間にはストレッチを行いましょう。

以下のストレッチがおすすめです。

肩回しストレッチ

 

  • 肘を軽く曲げて両手を握り、鎖骨前まで持ち上げる
  • そこから両肩を前方に回す
  • 次は後方に回す
  • 前後交互に1セット10回を目安に、1日5セット程度行う
肩を大きく回すことを意識しましょう。

市販の鎮痛剤は使ってもいい?

起床時にいつも頭痛が起こっている場合、市販の鎮痛剤はなるべく控えることをおすすめします。

鎮痛剤を内服する頻度が高いと、薬の副反応で頭痛を悪化させてしまう恐れがあるためです。

頭痛の原因によっては、自己判断で市販薬を使用すべきでないケースもあります。

医師の診断を受けて原因を明らかにした上で、処方された薬を服用しましょう。

起床時の「強い頭痛」は要注意!

起床時に強い頭痛があり、午前中におさまってくる場合、「脳腫瘍」が隠れている可能性もあります。

心当たりがある人は、早めに病院で検査してもらいましょう。

脳腫瘍とは、頭蓋骨の内側にできる腫瘍です。良性・悪性(ガン)を問わず、代表的な症状に、寝起きの頭痛が挙げられます。

脳腫瘍ができると、就寝中に脳内の圧力が高まって、脳を保護している膜や血管が引っ張られることがあります。
その結果、特に起床時に強い頭痛が生じ、午前中に軽快することが多いと言われています。

特に、こんな症状はすぐ病院へ

  • 吐き気・嘔吐
  • 手足のしびれ
  • ろれつが回らない
  • 視力の低下

脳腫瘍の場合、上記の症状を伴うことがあります。
これらの症状がでたら、躊躇せず病院へ向かってください。

げんせん: epark.jp