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マイコプラズマ肺炎の熱が下がらない。対処法は?何日続く?|医師監修

マイコプラズマ肺炎になって発熱したとき、どう看病するのが正しいの?
熱が続くとき、熱が上がったり下がったりするときの症状別の対処法と、熱が続く期間も解説します。

熱が下がらないときの対処

熱が長引いてなかなか下がらないとき、どうしたらいいのでしょうか・・・?早く治す方法を聞きました。

対処法

熱があるときは、体が病気と闘っています。無理に冷やさずに安静にしましょう。

体は温めてください。あまりに高熱(38度以上)となると体に支障が出る場合もあるので、病院を受診します。

熱が上がりきるまでは、寒がったり、ガタガタ震えたりする症状が現れる場合もあります。

汗を掻き、手足が温まったら、熱が上がりきった証拠なので、着替えをこまめに行い、体を冷やさないようにしてください。

原因

発熱は、感染と体が戦っている体の免疫反応です。

熱が上がったり下がったりするときの対処

熱が下がってもぶり返したり、夕方から夜だけ上がるという子どももいます。

対処法

熱が下がって回復したと思っても、もう少し体を動かさずに安静にしてください。

体は、病気と闘っている最中です。病気を快方に向かわせることに集中しましょう。

原因

少し元気になってくると起き上がり、TVを見たり、インターネットをしたりしていませんか?

じっとしているのに飽きて家の中で動き回っていませんか?

日中も安静にせず、動いてしまうと、まだ、体調が万全でない体は疲れてしまい、熱がぶり返す場合があります。

マイコプラズマ肺炎の熱、いつまで続く?

熱が続く期間

マイコプラズマ肺炎は、初期に発熱が2〜3日ほど続きます。

その後咳が見られます。咳は解熱した後も3週間ほど続くことがあります。

自然治癒する?

マイコプラズマ肺炎は自然治癒することもありますが…。

抗生物質や気管支拡張薬を使うことで、症状が長引かず、早く治癒します。

病院にいく目安

マイコプラズマ肺炎になったら、子どもは、小児科、もしくは内科、呼吸器内科を受診してください。大人の方は、内科、呼吸器内科を受診しましょう。

症状の目安

発熱が38度以上になったら病院を受診しましょう。

マイコプラズマ感染の合併症には、肺炎、無菌性髄膜炎や脳炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群、スティーブンス・ジョンソン症候群など様々な合併症があります。

熱はそのサインの場合もありますので、体調が急変する前に病院を受診してください。

病院での検査方法

病院では、マイコプラズマ感染の可能性があれば迅速キットを用いて検査します。検査結果は、15分ほどでわかります。

マイコプラズマ肺炎は、RSウイルスなどの風邪、気管支炎、肺炎を引き起こすウイルスや細菌と症状が似ています。区別が難しいのです。咳が主体の風邪の症状でインフルエンザウイルス感染やRSウイルスでもないようなら、マイコプラズマ肺炎を疑って検査されます。マイコプラズマ肺炎の検査は、綿棒でのどを拭い取るだけの簡単な検査で、どんな人でも受けられます。

入院が必要な場合

肺炎や脳炎など、他の病気の可能性がある場合や、各種症状が重い場合は、入院を必要とする場合もあります。
げんせん: epark.jp