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ピアスの穴が痛い!自然治癒する?膿んだときはどうすれば?痛みの対処法も

なぜ?ピアスの穴が痛い…。

ピアスの穴が痛い場合に考えられる原因について、お医者さんに聞いてみました。

今すぐ病院に行けない人向けの対処法も紹介するので、痛みを抑えたい人は必読です。

ピアスの穴が痛い!原因は?

ピアスの穴が痛む場合、

  • 細菌感染
  • 粉瘤ができたことによる炎症
  • ケロイドができたことによる炎症

などの原因が考えられます。

原因① 細菌感染を起こしている

ピアスの穴が痛かったり、赤く腫れていたりする場合、細菌感染を起こしている可能性があります。

「久しぶりにピアスホールを使う場合」は、穴が小さくなっていることが多く、ピアスの先端が通りにくくなっています。

そのため、

  • ピアスを無理に通そうとした
  • ピアスをまっすぐに通せなかった(曲がってしまった)

等によりできた傷から細菌が感染して、痛みを起こすケースがあります。

また、「不潔な手でピアスの穴周辺を触る」ことで、細菌感染を起こすケースもあります。

原因➁ 粉瘤ができて、炎症を起こしている

耳にしこりがある場合は、角質や肌の汚れが袋状にたまる「粉瘤」が炎症を起こし、痛みや腫れが起きていると考えられます。

ピアスの穴に傷ができると、その個所を修復する過程で皮膚が皮膚の中に入り込んで袋状となり、中に角質や肌の汚れがたまってしまうことがあります。
この袋状のしこりを「粉瘤」といいます。

粉瘤が細菌に感染して炎症を起こすと、痛みを感じたり、腫れてきたりします。

原因③ ケロイドができて、炎症を起こしている

ピアスを通すときにできた傷がきっかけで、「ケロイド」ができることもあります。
ケロイドとは、慢性の炎症が続いた結果、赤く盛り上がった傷跡です。

ケロイドは、痛みかゆみを伴うことが多いです。

腫れてないけど痛い…なぜ?

腫れていないのに痛みがある場合は、「肌の内部で炎症を起こしている」と考えられます。

ピアスが通っている穴の部分で、細菌感染やアレルギーによる炎症が起こると、腫れなどの異常が見られなくても痛みが生じます。

ピアスホールが痛みやすい人の特徴

  • 疲れ・ストレスが溜まっている
  • 免疫が低下している
  • 金属アレルギーがある
  • ピアスを触る癖がある
  • ピアスホールをよく傷つけている(無理に入れる・引っかかりやすいものをつけているなど)
  • ピアスをつけっぱなしにする
  • 耳たぶが厚い
  • 耳たぶをきちんと洗えていない
  • ピアスの消毒をしていない

ピアスをよく触る癖がある人は、傷ができやすいので注意しましょう。

傷ができた際に、疲労・ストレス・病気などによって免疫が落ちていると、炎症が悪化しやすくなります。

また、ピアスや皮膚の状態が不衛生だと、炎症や化膿を起こすリスクが高くなります。

ピアスをつけっぱなしにすると、皮脂や汚れもたまりやすいので要注意です。

痛みの対処法は?

皮膚科で治療を受けるのがよいですが、すぐに行けないときは、

  • 傷口を冷やす
  • 鎮痛剤を使用する
  • 抗生物質入りの外用薬(塗り薬)を使用する

などで痛みを抑えましょう。

冷やすことで、炎症が治まり、痛みが緩和されます。

「鎮痛剤」は、痛みや炎症を抑える作用があり、有効です。
「抗生物質入りの外用薬」は、殺菌作用があるため、炎症がごく軽度の場合は緩和されることがあります。

使用可能な鎮痛剤と外用薬は、下記の通りです。

使用できる鎮痛剤

  • ロキソニン
  • イブプロフェン
  • タイレノール

使用できる外用薬

  • テラマイシン軟膏
  • テラ・コートリル軟膏

※市販薬を使用する際は、薬剤師に相談しましょう。

痛みが出たらピアスは外そう

痛みが出たら、すぐにピアスを外して、ピアスホールを清潔にしましょう。
そのままつけ続けると、傷口の悪化につながります。

穴がふさがってしまうのを避けたい場合は、ガラス製などのアレルギーが起こらない素材で、肌の負担にならないピアスに付け替えましょう。

自然治癒するケースは?

化膿していない程度で、傷口も小さなものであれば、自然治癒することがあります。

早く治すためには、しばらくピアスをお休みすることをおすすめします。

膿んだときは、どうすればいい?

ピアスを外して傷口を水で洗い流し、清潔にします。

水気を拭いて傷口用の軟膏を塗りましょう。そして、早めに医療機関で治療を受けましょう。

膿んでいるということは、肌の内部にまで炎症が進行している状態であり、傷跡が残りやすいです。肌の状態を見極める医師の診療・処方薬により、早く改善が見込めます。

こんなときは病院へ!

 

  • 出血
  • 化膿
  • 痛み
  • 腫れ
  • しこり
上記のいずれかの症状がある場合、医療機関で受診しましょう。

放置すると、「悪化して炎症が広がる」「傷跡が残ってしまう」ことがあります。

何科で相談すればいい?

皮膚科」で相談しましょう。

病院では、薬の投与・傷口の切開などの治療が行われます。

受診する際は、下記の点を伝えると診察がスムーズに進むと考えられます。

  • いつできた傷か
  • 何か原因として思い当たることはあるか
  • 現在の痛みの度合い

げんせん: epark.jp