※【新製品】AS-10000Lセラピーチェア

ハウスダストで咳が止まらない!すぐにできる対処法。市販薬はどう選ぶ?

咳が止まらなくて苦しい…。
ハウスダストが原因だと思うけど、どうしたらいい?

「ハウスダストによる咳の対処法」について、お医者さんに聞いてみました。

市販薬を使用する場合の注意点や病院の受診目安も紹介します。

ハウスダストで咳が止まらない!すぐできる対処法は?

ハウスダストで咳が止まらないときは、喉を潤してあげると、症状が緩和されます。

  1. 水分補給をする
  2. 部屋を加湿する
  3. マスクをする
  4. 喉飴をなめる
  5. 起床の際はゆっくり起きる

などで対処しましょう。

水分補給するときは、なるべく温かいものを飲むとよいです。喉が温まることで気管が広がり、呼吸しやすくなるので、咳の症状が和らぎます。

なお、寝ている間に咳が止まらない場合は、気道を確保しやすくするために、横向きに寝るようにしましょう。
仰向けやうつ伏せだと、気道が圧迫されて咳が出やすくなります。

また、夜に舞ったハウスダストは、朝には床に落ちて溜まっています。起床の際にバタバタとすると再びハウスダストが舞い上がるため咳が止まらなくなる事もあります。
朝起きたら、ゆっくりと動くようにして、床のハウスダストが舞わないようにしましょう。

症状を改善するために…5つの「ハウスダスト対策」

ハウスダストにより咳の症状が出ている場合、原因となっているチリやホコリ、ダニなどを除去することが大切です。

以下の5つを実践してみましょう。

  1. 空気清浄機をつける
  2. 掃除機で布団を吸う
  3. ダニが繁殖しづらい環境を整える
  4. エアコンを掃除する
  5. 掃除は朝に済ませる

対策① 空気清浄機をつける

空気清浄機を稼働させると、空気中のアレルギー物質を取り除くことができるため、咳の症状緩和が期待できます。

日々の掃除だけで、ハウスダストを取り除くことは難しいです。
ハウスダストに対応している空気清浄機を使いましょう。

対策② 掃除機で布団を吸う

布団を干して表面を軽くたたき、ダニ除去に対応している掃除機で布団を吸いましょう。
布団についている「ダニの死骸・フン」を吸引できるため、咳の症状緩和が期待できます。

ハウスダストに含まれるアレルギー物質には、布団などに潜むダニが含まれています。

ダニ除去に対応していない掃除機は、ハウスダストを吸ってもまた吐き出してしまうので、アレルギー対策には向きません。

なお、ハウスダストの原因となるダニの死骸・フンを増やさないために、こまめに布団を干すことも大切です。2日に1回くらいの頻度で干すとよいでしょう。

対策③ ダニが繁殖しづらい環境を整える

  • ダニ対策がされている布団・枕を使う
  • クッションやソファを革張りのものにする
  • カーペットを敷かない

などにより、家の中でダニが繁殖しづらい環境を整えましょう。

ダニが繁殖しにくい寝具を使うことで、咳などのアレルギー症状を出にくくすることが期待できます。

クッションやソファは、布製でなく革張りにするとよいでしょう。革製であれば、拭き掃除ができます。
また、カーペットはダニが繁殖しやすいです。特に毛足の長いカーペットは避けましょう。

対策④ エアコンを掃除する

エアコンのフィルターを外して掃除しましょう。
水洗いできるタイプであれば、洗剤を使って水洗いを行い、干して乾燥させます。

フィルターのほかにも、周りに積もった「ホコリの除去」や、風が出る部分の「拭き掃除」をしてください。
エアコンを掃除すると、使用時に舞うハウスダストを減らせるので、咳などの症状が抑えられます。

対策⑤ 掃除は朝に済ませる

掃除によって空気中に舞ったハウスダストは、床に落ちるまで2~3時間はかかります。
日中を快適に過ごすためにも、掃除は朝早くに済ませておきましょう。

掃除機をかけた後は、床に落ちたハウスダストを取り除くために、水で濡らした雑巾で拭き掃除をしてください。

市販薬は使ってもいい?

ハウスダストによる咳を和らげたい場合は、下記の成分が入った市販薬が有効です。
ただし、咳の原因がハウスダストであるとは限らないので、薬を使う前に医療機関できちんと診断を受け、アレルギー検査を行うようにしてください。
成分 効能・効果
クロルフェニラミン アレルギー症状を抑える
ジヒドロコデイリン酸塩(※) 咳止め
メトキシフェナミン 咳止め

※ジヒドロコデイリン酸塩は、「12歳未満の小児」や「喘息発作時」は服用できません。

アレルギー薬や咳止めには、眠気・喉の渇き・便秘・気分不良・吐き気などの副作用を引き起こすものがあります。
副作用で持病が悪化する場合もあるため、必ず薬剤師に相談しましょう。持病や症状の状況を説明し、用法・用量・使用上の注意点をよく読んでから使用してください。

咳が続くときは病院へ

  • 安静にしていても数時間〜半日程度咳が続く
  • 夜間咳が続いて眠れない

という場合は、医療機関で受診しましょう。

咳が続くと体力が奪われるため、感染症などの病気にかかりやすくなります。
放置せずに病院で治療を受けましょう。

病院は何科に行けばいい?

内科」または「呼吸器内科」に相談しましょう。

アレルギーが疑われる場合は、血液検査を行います

げんせん: epark.jp