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なぜ?人の話を聞けない・違うことを考えてしまう…病気や発達障害の可能性は?

なぜ?人の話を聞いているときに、つい違うことを考えてしまう…。

考えられる原因をお医者さんに聞いてみました。

発達障害の可能性や病院に相談する目安についても解説します。

なぜ?「人の話を聞けない」「違うことを考えてしまう」

人の話をしっかりと聞けず、会話中に違うことを考えてしまいます…。どんな原因が考えられるでしょうか。
人の話を聞けず、違うことを考えてしまうという状態は、「体調不良」や「疲れ」により、一時的に集中力が低下していることが原因と考えられます。

体調を崩していたり、疲労やストレスが溜まっていたりすると、集中力が下がります。
すると「人の話の内容が頭に入ってこない」という状態になることがあります。

心当たりはありませんか?

  • 最近、体の不調が続いている
  • 疲れがたまっている
  • 睡眠不足
  • 仕事などで気を使うことが多く、ストレスがたまっている

上記に心当たりがある人は、休息が必要な状態です。
無理をし過ぎず、適度に休憩して体をいたわってあげましょう。

発達障害の可能性はある?

人の話を聞けない場合、発達障害の可能性もあると聞きました。これって本当なのでしょうか…?

ADHD(注意欠如・多動性障害)という発達障害は、集中力が続きにくい特性があるため、人の話をじっと聞くのが苦手な場合があります。

ただし、「人の話を聞けず、違うことを考えてしまう」というだけで、ADHDであると一概には言えません

ADHDの人の場合、会話に集中できないこと以外にも、日常生活で何らかの困難を抱えていることが多いです。

以下のチェックリストで、当てはまるものがないか確認してみましょう。

ADHD症状チェックリスト

  • 簡単なミスを繰り返す
  • 集中力が続かない
  • 指示を忘れる
  • 落ち着きがない
  • 早とちりが多い
  • 忘れ物が多い
  • 今現在やっていたことを忘れる
  • じっとしていられない
  • 人との会話が苦手(特に集団での会話)
  • 話がまとまらない
  • 順番待ちができない
  • 状況に関係なく体が動いてしまう
  • 意図せず人の邪魔をしてしまう
上記のうち5個以上当てはまる人は、ADHDが疑われます。

※あくまでも目安です。

発達障害は脳機能の障害なので、子どものころから上記のような行動が見られます。

「ADHDかも」と思ったら…

先に紹介したチェックリストはあくまでも目安です。

本当にADHDなのかどうか正しく診断してもらうためにも、まずは医療機関で相談しましょう。

ADHDは病気ではなく脳の障害であり、特性です。
医療機関で専門家のトレーニングを受けることで、日々の生活で感じる負担の軽減が期待できます。
日常生活で困ることが多いと感じているなら、精神的負荷がさらに強くなる前に一度相談してください。

こんな病気が隠れていることも

人の話を聞けず、いつも違うことを考えてしまう場合、下記の病気が隠れている可能性も考えられます。
  • うつ病
  • 統合失調症
  • 自律神経失調症

それぞれ特徴的な症状を紹介するので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

病気① うつ病

うつ病は気分障害の一つです。

常に落ち込んでしまう」などの症状が出現するため、人の話を聞けない状態に陥ります。

主にストレスや環境的要因により発症します。まじめで責任感が強い人は、特に発症しやすいと考えられています。

こんな症状がでていませんか?

  • 何をしても楽しめない
  • 悪い方へ考えが向きやすい
  • 反応が遅くなる
  • 疲れやすい
  • 頭痛
  • 食欲低下
  • 便秘・下痢
  • 睡眠障害

上記のような症状が見られる場合は、うつ病が疑われます。

病院に行く前にできるセルフケアは?

休息を取り、心と体を休ませましょう。
自分で対処できないときは、できるだけ早く医療機関で受診してください。

病気 統合失調症

統合失調症は、気持ちや考えがまとまらなくなる病気です。
妄想や幻聴などの症状が出現し、行動や人間関係に影響します。

はっきりとした原因は判明していませんが、ストレスや対人関係の悩みなどが影響していると考えられています。

こんな症状がでていませんか?

  • 幻聴
  • 幻覚
  • 妄想が強くなる
  • 意欲低下
  • 感情が少なくなる
  • 記憶力低下
  • 仕事などの手順がわからなくなる
  • 異常な大声を出すなどの興奮
  • 考えがまとまらない

上記のような症状が見られる場合は、統合失調症が疑われます。

病院に行く前にできるセルフケアは?

  • 生活リズムを整える
  • 趣味で気分転換をする

など、ストレスをためないように過ごすことが大切です。

病気③ 自律神経失調症

自律神経失調症は、全身の器官をコントロールする自律神経が乱れて、様々な不調を起こす病気です。
不安や緊張が続くなどの症状が出現し、人の話が聞けなくなっている可能性があります。

自律神経失調症の原因には、ストレスや疲労、生活リズムの乱れ、更年期、出産などが考えられます。

こんな症状がでていませんか?

  • 倦怠感
  • 睡眠障害
  • 立ちくらみ・めまい
  • のぼせ
  • 息切れ・動悸
  • 体の冷え・便秘
  • イライラ感
  • 不安感・緊張感が続く

上記のような症状が見られる場合は、自律神経失調症が疑われます。

病院に行く前に自分でできる対処法は?

生活リズムを整えて、適度に休息をとりましょう

ただし、精神症状などの異変を感じたら、早めに医療機関で受診してください。

違和感が2週間以上続く場合は病院へ

「人の話が聞けない」症状に伴い、体調不良や違和感がある場合は要注意です。

2週間以上経っても改善されないときは、精神的な病気かもしれないので病院で相談しましょう。

病院は何科に行けばいい?

  • 精神的な症状が強く出ている → 「精神科
  • 頭痛・倦怠感など身体的な症状を伴う → 「心療内科

というように受診するとよいでしょう。

受診する際は、

  • いつ頃から異変を感じるのか
  • 身体的・精神的な不調

げんせん: epark.jp