捻挫して足首が痛い…。
腫れてないし歩けるけど、病院に行くべき?
「歩けるけど痛い捻挫」はそのまま様子を見ても大丈夫なのか、お医者さんに聞いてみました。
応急処置の方法と病院に行く目安も紹介するので、痛みを早く治したい人は必読です。
捻挫で「歩けるけど痛い」「腫れていない」状態は大丈夫?
「歩けるけど痛い」「腫れていない」という状態は、軽い捻挫が起きていると考えられます。
安静にしていれば自然に治るでしょう。
ただし、
- あとから腫れてきた
- 痛みが増してきて、歩くのがつらい
という場合は、靭帯の損傷や骨折も疑われます。
後遺症をもたらす恐れもあるので、医療機関での治療が必要です。
捻挫したときの応急処置
捻挫をしたらまず、保冷材や氷のうなどで患部を5分程度冷やしましょう。
直接患部を冷やすと皮膚にダメージを与えるので、タオルなどに包んでください。
捻挫や打ち身などのケガは、「RICE」処置が有効です。
① REST(安静にする)
痛みがある場所を動かさないようにして、なるべく安静にしてください。テープや包帯などで固定してもいいです。
② ICE(患部を冷やす)
シップや氷水などで、痛みがある場所を冷やします。氷は直接あてるのではなく、ビニール袋に入れてタオルに包んでからあててください。
③ COMPRESSION(患部を圧迫する)
痛みがある場所を軽く圧迫します。あまり長く圧迫すると血流が悪くなるので、数時間ごとに包帯や圧迫の力を緩めてください。
④ ELEVATION(患部を持ち上げる)
患部を心臓より高い位置にあげて、内出血や腫れを悪化させないようにします。
軽い捻挫はどれくらいで治る?
「歩けるけど痛い」「腫れていない」程度の捻挫であれば、「RICE」処置をして1週間ほどで治ると考えられます。
病院に行く目安は?
「RICE」処置を行っているのに、2~3日経っても痛みが強い場合は、医療機関を受診してください。
捻挫は、軽症であればすぐに痛みも引いていきます。痛みが続く場合は、「炎症が治まっていない」か「損傷が大きい」恐れがあります。
病院は「整形外科」を受診しましょう。
げんせん: epark.jp